実は女性と接するのが苦手なEXIT兼近さん。
見た目とのギャップに、多くの女性が心を奪われています。
コンビ名の由来について、「全ての人の辛いこと、ストレスの出口になれれば」という意味で付けたようで、真面目さと優しさが伝わってきます。
今回は、そんなEXIT兼近さんの小学校はどこなのか、どんな小学生だったのか、中学高校時代のEXIT兼近さんについても見ていきたいと思います。
EXIT兼近の小学校は?
EXIT兼近さんは、地元にある札幌市立新川中央小学校に通っていました。
小学校時代は、「新琴似シャーク」という少年野球チームに所属し、野球選手を目指して練習を頑張っていました。
そのことについて卒業文集にも書かれていたので、将来の夢はプロ野球選手だったんだと思います。
兼近さんは、小学生時代に楽しいことだけでなく辛い思いもたくさん経験してきたそうです。
というのも、兼近さんが小学2、3年生の時に会社経営者だった父親の会社が倒産。
4人兄弟ということもあり、かなり苦しい生活を送っていました。
過酷な生活を送っていた兼近さんは、小学生時代の思い出をいくつか語っています。
1、兄弟4人でチップスターの筒を持って、山にクワガタを捕まえに行き、その筒に入れ、父親が1匹50円で売っていた
2、クリスマスの時は、枕元にプレゼントはなく「サンタさん来ました」というメッセージだけが残されていた
3、家に食べ物がなかったためティッシュにマヨネーズをつけて食べた
4、誕生日にケーキが買えなかったため、姉に「夜空の星がろうそくだよ」と言われ、兼近さんは空に向かって息を吹いた
こんなエピソードがあったんですね。
1つ目の話はいつの時代の話?と思ってしまうくらいです。
切なくなりますね。
ティッシュ生活をしていた時はお腹は大丈夫だったのでしょうか?
「夜空の星がろうそくだよ」は結構ロマンチックな感じがしますが、子供の誕生日にケーキがないのはちょっと寂しいです。
兼近さんの母親も切ない思いをたくさんしていたと思います。
でも今では、兼近さんが大活躍中ですから、たくさん親孝行してくれることでしょう!
EXIT兼近の中学校は?
EXIT兼近さんが通っていた中学校は札幌市立新川中学校。
中学生時代、生活が苦しいのにも関わらず父親はクワガタが大好きすぎて、クワガタのために毎月大金を使っていたそう。
クワガタを飼育するカゴではなく、部屋を借りていたほど!
それが原因で兼近さんが中学校3年生の時に両親が離婚しています。
趣味でお金を使うのはいいですが、生活が苦しいのにこれはありえないですね。
しかも兼近さんは、妹の学費のために中学生でもできる新聞配達をしていたんです。
10万円近く稼いでいたみたいですよ。
兼近さんは野球部にも所属していて、中学生でこれだけ稼いでくるんですから、相当の働き者だったと思います。
野球では軟式野球札幌市大会で優勝したほど!
高校野球の強豪校からスカウトされるほどの有力選手でした。
甲子園やプロ野球選手の夢がありましたが、家庭が貧しかったため、この道は諦めたそうです。
妹や家族のために働き、夢を諦めたと聞くと心が痛いですが、この経験があったからこそ、何事も怖がらずに挑める兼近さんになったのだと思います。
EXIT兼近の高校は?
野球の道と違う道を選んだEXIT兼近さんは、定時制高等学校に進んでいます。
どの高校に通っていたかは明らかになっていませんが、実家から近いところに通っていたのではないかと思います。
実家に近い定時制高等学校はこちらの4つ。
北海道札幌琴似工業高等学校
北海道札幌工業高等学校
北海道札幌北高等学校
北海道札幌西高等学校
高校に通い始めた兼近さんですが、2ヶ月で中退しています。
中退した理由は「トイレの全てのドアを内側から鍵をかけたから」と言っているようですが、中学生の時から働いていた兼近さんは、苦手な勉強に時間を費やすくらいなら、家族のために働いた方がためになると思って自ら辞めたのかもしれないですね。
中学卒業してからは、いろんなアルバイトに挑戦したそうです!
ファミレス、コンビニ、焼肉屋、たい焼き屋、たこ焼き屋など、飲食店はほぼ達成。
テレアポ、カラオケ、パン工場、鮭の缶詰工場、車のネジを作る工場。
バーテンダーやベビーシッターなどなど。
「やってないバイトが思いつかない」と言っているほど、多くの仕事を経験。
昼間は建築系の仕事をし、夜にいろんな仕事を掛け持ちしたり、新しい仕事を入れたりしていたそうです。
コロコロ仕事を変えていたのにも理由があって、「自分が何に向いているのか確かめるため」だったとのこと。
何をやるべきなのか、自分の中で模索していたんですね。
人って、つい見た目で判断しちゃいますが、兼近さんはギャップがありすぎてついていけません。笑
本当に真面目な方だと思います。
EXIT兼近はホームレスだった?
読書が趣味のEXIT兼近さん。
これも意外ですが…
ピース又吉さんのエッセイを読んで、芸人に憧れたそうなんです。
そこから上京するも住む場所もお金もなく、半年ほど渋谷の宮下公園でホームレスをしていました。
あり得ない!と思う方もいるかもしれませんが、これまでに多くのことを経験してきた兼近さんだからできたのだと思います。
おにぎりの炊き出しは持っていたので、何とかなったそうですが…
生命力半端ないです…笑
どこでも生きていけそうですね。
その状況でもお金を貯めていたそうで、2013年にNSC東京校に入学!
兼近さんの学生時代を聞いただけで勇気をもらえました。
「怖がらずになんでもやろう!」という気持ちにさせられた気がします。
EXITの人気の理由はこういうところにあるのだと思います。
これからも、怖がらず前進する2人を応援し、パワーをもらいたいと思います。
以上、EXIT兼近さんの小学校はどこなのか、どんな小学生だったのかについてでした。