ドラマに映画に大活躍している女優の富田望生さん。
昼の情報番組「ヒルナンデス!」でもレギュラーとして参加するなど、タレントとしても活動しています。
可愛らしく、穏やかなので富田望生さんに癒されたいファンも多いのではないでしょうか。
そんな富田望生さんは東日本大震災の影響で母親と東京で暮らすことになり、多くの苦難を2人で乗り越えてきたようです。
今回はそんな富田望生さんが一緒に支え合って生きてきたという母親がどんな人なのか見ていきたいと思います。
富田望生の母親はホテル勤め?
富田望生さんは福島県いわき市出身で、小学生まではそこで生活していました。
母親は福島県にあるホテルに勤務していましたが、福島第一原発の35㎞圏内にあったため、2011年3月11日に起こった東日本大震災の影響で働けなくなってしまいます。
家の被害があったかまではわかっていませんが、母親が働いていた系列のホテルが東京にあったため、生活していくため東京に行くことに。
富田望生さんは地元を離れるのが本当に嫌で、「東京に向かう時に駄々をこねた」と話しています。
まだ12歳だった富田望生さん、友達とも離れてしまうのは寂しかったと思います。
ピアノが大好きでピアノ関係の仕事をしたいと思っていたそうですが、大好きだった先生とも離れ、東京で練習するもなかなかうまくいかなかったそうです。
環境が変わり、気持ちが落ち込んでいたのかもしれませんね。
ですが、そんな時にインターネットで発見した芸能事務所の応募に、無気力になっていた富田望生さんは「これだ!」とピンッときたそうです。
それが女優になったきっかけだそうで、母親も富田望生さんがやりたいことを見つけて、一生懸命頑張っている姿を見て安心したことでしょう。
富田望生と母親は2人で支え合って生きてきた?
富田望生さんには父親がいません。
母親と父親が離婚して別々に暮らしているというわけではなく、富田望生さんが生まれる5ヶ月前に亡くなっています。
なので富田望生さんは父親にあったことがなく、母親と2人で支え合ってきました。
なぜ亡くなってしまったかは明らかになっていませんが、富田望生さんと母親はとても強い絆で結ばれていることでしょう。
20歳になる富田望生に送られた母親の手紙が感動!
富田望生さんは2020年1月13日に成人の日を迎えました。
#ヒルナンデス
有難うございました🌹#成人の日 pic.twitter.com/PF4dyhlFOD— 富田望生 (@tomitamiu) January 13, 2020
そしてなんと成人式当日、「ヒルナンデス!」に振り袖姿で登場!
その時に富田望生さんの母親からの手紙が紹介されました。
「望生が生まれてもうすぐ20年です。ママは望生と一緒に母として成長する毎日でした」
「2000年2月25日、パパが天国に帰った日から5か月後の月命日、パパにそっくりな望生に逢えたことが人生一番の喜びです。生まれてきてくれてありがとう」
「19年間、辛く苦しい涙も笑って嬉しい涙もいっぱいあって、楽しかったね」
「『望んで生きる』望生は望生の生き方で、1分前までの過去を楽しんで、今から始まる未来を楽しんでいってね!成人おめでとうございます」
母親からの手紙って本当に心に響きますよね。
視聴者もこの手紙に感動し涙した人が多くいたようで、私も何度聞いても泣きそうです。
富田望生さんも今までの想いが溢れたのでしょう。
テレビの前なので号泣はできませんが、顔を覆って涙を堪える富田望生さんは「(手紙)嬉しかったです。私が生まれる前に父が亡くなっておりまして、母と2人で頑張ってきたので、これからも支え合いながら生きていきたいなと思います」と話しています。
お互い大事にしているのが伝わってきます。
素敵な人に育てられ素敵な人に育っている富田望生さん、もっともっと応援したくなりました。
これからの活動も頑張ってもらいたいです!
そしていつまでも母親と仲良く、支え合って欲しいですね。