みなさん夏になるとスイカを食べますか?
暑い夏には、水分たっぷりのスイカがぴったりですよね。
でも、妊娠中の方は体を冷やすとも言われるスイカを食べても大丈夫なのでしょうか?
昔は、良くないと言われていたようですが、今は食べ過ぎなければ食べても良いとされています。
今回は、妊娠中の方に良い栄養を持っているスイカについて見ていきたいと思います。
スイカは妊娠中の体重増加を抑えてくれる!
昔は、よく「妊娠中はよく食べなさい」と言われていましたが、今では体重増加に厳しくなっています。
なかなか体を動かすのが難しい妊娠中は、体重が増えてしまいがちですよね。
スイカは野菜の中でも甘く糖分も多いですが、90%以上が水分なので、食べると満腹感がすごいわりに、カロリーは低いので、カロリーを気にしている方にはぴったりの食材です。
スイカの栄養は妊娠中のつわりを和らげる?
赤ちゃんのために栄養を取ろうと、何かを口にしようとしても、つわりで食べられないことも少なくないですよね。
そんなつわりに効果的だと言われているのがスイカにも含まれているビタミンB6。
さっぱりしているスイカはつわりがひどい方でも食べやすく、さらにつわりを緩和してくれるビタミンB6も摂取できるので、スイカを食べつわりが落ち着い手から他の食材も食べると良いと思います。
スイカの栄養は妊娠中のむくみを改善できる?
スイカには、カリウムが含まれていて、体内の塩分量を整えるたり排出を促す効果があります。
塩分を摂りすぎるすると体は体内に水分を蓄えようとするので、むくみが発生します。
しょっぱいものを食べすぎた次の日など、顔がむくんでいた経験はありませんか?
私は良くあります!笑
なので、むくみが気になる方は塩分を控え、カリウムを摂るとむくみが改善されると思います。
そしてスイカにはシトルリンというアミノ酸も含まれていて、血管を広げてくれる作用があるので、末端の毛細血管まで血流をよくしてくれます。
されに腎臓の働きをサポートし利尿作用もあるので、老廃物を流してくれます。
スイカの栄養は妊娠中の高血圧を抑制する効果が?
妊娠中は高血圧になりやすく、スイカに含まれているカリウムを摂ると、塩分(ナトリウム)の排泄を促進してくれるので、むくみだけでなく、高血圧にも効果的です。
血液中にナトリウムが多いと、体液を呼び寄せて血液量が増えてしまいます。
その結果、血管に圧がかかってしまい、高血圧になってしまう原因になります。
スイカを食べてカリウムを摂取すると、むくみと高血圧をWで抑えてくれる効果があるので、妊娠中にはありがたい食材ですね。
スイカの栄養は妊娠中の貧血予防にも!
スイカに含まれているビタミンCは、疲労感やストレスを緩和してくれたり、お肌にとっても良い栄養素です。
便秘になりやすい妊娠中に嬉しい腸の動きを良くしてくれる効果もあります。
赤ちゃんに栄養をたくさん送っている妊娠中の体は貧血になりやすくなっています。
ビタミンCを摂ると鉄分を吸収力がアップするので、スイカを少し食べた後に、食事で鉄分の多い食材を摂るのも良いと思います。
ビタミンCは病気になりにくい体を作ってくれるので、赤ちゃんを守るためにもいろんな食材から摂ることをオススメします。
食べ過ぎは体を冷やすので良くないですが、スイカは妊娠中の体にとっても良い食材なので、夏に食欲がないけど何か食べないとと思った時は少しずつ食べてみるのがいいかもしれません。
以上、妊娠中に良い栄養を持っているスイカについてでした。